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神奈川・通り矢堤防(三崎)で両軸遠投カゴ釣り。まさかの魚がヒット・・・



めっきり寒くなり、冬の釣りも厳しさを増してきた。


籠師会の動きも大分鈍くなってきた12月某日、神奈川に良い堤防があるという噂を聞きつけたわたしはお昼も過ぎた時分に、重い腰を上げつつもイマガワ氏の運転する高級セダンに乗り込んだ。


神奈川は城ヶ島、江の島、横須賀海釣り公園といった都内からアクセスの良い釣り場が多く、短期釣行には向いてはいるのだが、どうにもこうにも釣果が伴わずあまりいい思い出がない。


以上の釣り場は休日の込み具合もあって、遠投カゴ師にはなかなかハードルの高い釣り場であると言わざるを得ない。


そんな神奈川で"良い堤防”といえば三崎港かと思っていたのだが、イマガワ氏の知る堤防は違った。


三崎は三崎なのだが、”通り矢堤防”という聞きなれない名前。


フレーズがしっくりこないからトーリヤテーボーとカタカナ読みすると実に紛らわしい。


え?何?と堤防の名前を何度も聞きなおしてしまったことは言うまでもない。


車に乗りながら堤防の情報を調べていると、水深もあっていかにもカゴ釣りに向いていそうな雰囲気だったのだが、やはり人の入りが多く場所取りが問題であるらしい。


釣りに行く車中で釣り場の情報を調べるのはなんとも士気が上がる思いなのだが、結果的に裏切られることが多く、最近では運に身を任せる気持ちで釣り場へ向かうことが多くなってしまった。


時間もちょうど夕マズメで人多いんだろうなぁ・・・と半ばあきらめかけて現場に到着した我々は、 珍しく肩透かしを食らってしまった。


全然人がいない。



           東に城ヶ島に伸びる城ヶ島大橋が見える。




期待する反面、”ココ魚釣れないんじゃね”感がおしよせてきて過去の三崎堤防の痛い思い出が浮かび上がってきた。


悶々とする空気の中時合を逃すまいとせかせかと道具の仕掛けにとりかかった。



タックル


ロッド:ダイワ 剛弓 カゴ 4-62 遠投B


リール:ABU Big Shooter WM60



軽めの10号カゴを使用したライトタックルで、狙いはこの時期美味しいサバ・アジ。


イマガワ氏はお得意のがまかつタックル。


道中で購入したいかにもサバ・アジ用と思われるカゴを使用していたが、付け餌を収納するスペースが無かった(大型サビキ用仕掛け)らしく、手こずっていた。


狙いは船道の8~13mの棚。


手前から竿2本ほど水深がありそうだったので、まずは竿1.5本からスタート。


遠くに漂うウキとバックの造船場の灯りがなんともいい眺めだ。


一投目からウキに変なアタリがあり、仕掛けを回収してみるとオキアミがかじられている・・・・フグか・・・。


その後も同じようなアタリが続く・・・・フグだ・・・。


カゴ釣り特有の倦怠感がこみあげてきた中、カゴを投げ始めて30分後、ウキがスーッと海中へ。


あわせてみたが、軽い。


巻くと多少抵抗があるので何かが付いていることはわかるのだが、大体付いてるものは95%がた予想が付いてる。


そう、ネンブツダイ。


ヤツ、8cm足らずでも10号くらいのウキを持って行っちゃうんだから驚く。


しばらくネンブツダイのあたりが続くと、ぱったりとウキに反応が無くなってしまった。


本命が流れてきたのか、お魚がいなくなったのか、良いほうにとらえることもできるが大抵は後者に流れることが多い。


ウキのあたりが出ないまま無情にも時合は完全に過ぎてしまった。


半ばあきらめ半分でカゴを回収しようとすると、グッと力強いテンションがかかった。


一瞬根がかりかと思ったが、竿にビビビッと魚の反応が!


その後に大きく竿先がしなった。


結構デカいよ~~。


ウキに反応が無かったから、恐らく巻き始めたアクションで魚が追い食いしたに違いない。


サバか!いやグレ、いやマダイ、いやシマアジか!と段々妄想はいつもの高級路線に膨らみ、明らかにオーバーなリアクションでやりとりしていると竿のしなりをみたイマガワ氏も寄ってきた。


ウキがよくやく海中に姿を現し、獲物の初お目見えが近づいてきたのだが、手前で横に走りなかなか姿を現わさない。


強引に手前まで寄せると、次第に魚の形状が浮かび上がってきた・・・


バシャ、バシャ、


長ーい尾に、特徴的なヒレ。





「サメかぁ・・・・」


この時間にカゴ釣りでサメって釣れるもんなの?


うまい具合に口の皮に針がかかっていた。


恐らく針を飲み込んでいたらハリスが切られてあがってこなかっただろう。


そんでもって何が釣れたのかわからないし、「シマアジ」がヒットしたってことにしてそうだったな。


結局このサメが釣れた後は場が荒れてしまったのか(ウソ)、その後ウキに反応が出ることはなかった。


釣り終い間近にイマガワ氏が、仕掛けにアタッチメントのように付いてきたフグをあげ、自慢げに”ボウズ逃れ“(こういう仕掛け売ってます)を主張してきたのだがほんとうにそれでいいのだろうか。


まぁ何が何でも”ボウズ逃れ”に終わることは終わりよければすべてよしということでね。


そんなこんなで初堤防で思いもよらぬ魚がヒットした釣行となった。






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