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KSC

M9 BERETTA

ガスブローバック

全長216mm / 重量950g

​¥20.000

KSCのM9はとにかく仕上げの完成度が高かった。

​各社のM9をざっと並べて比べてみても質感や仕上げの良さは一歩抜けていた印象がある。

KSCのガスブロラインナップにハードキックと名が付きだしたのが1999年代のことで、WAのマグナブローバックに遅れてようやく手にガツンと反動がくるラインナップが発売されだしたのが2008年のことである。

07ハードキックって書かれ方したけど、改良したのが07で発売されだしたのは08だった。

何度か改良を重ねてはいたものの大まかな変更点はなく、ラインナップとして大幅に内部構造の変更を加え、”SYSTEM7”と名売って全ての製品にその名称を付けだしたのかこの頃だったと思う。

​最近ではSYSTEM7TWOになっている。

それ以前のMGCからの独立駆け出し時代に発売されたM8000やUSPもあったが比べて見ると別物と言っていいほど反動が違う。

東京マルイの10禁の電動ハンドガンかってくらい(言い過ぎか・・・)、ほんとスライドがカシュンカシュンと弱弱しく移動してるだけっていう印象しかなかったから、初めて触った時は結構驚いた。

それでも昔のWAの方が反動が強いんだから流石はWAといったところ。

ただ自分はどちらかというとコレクションとしての趣味だったから仕上げやリアルさのほうに重点を置いていた。

​そうすると自然にコレクションがKSC過多になっていくんだからリアルさという面でKSCが抜き出ていることの裏付けになっているんじゃないかと思う。

あとKSCってリアルさを追求するために自社のロゴをいろんなところに隠すのね。

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M9だとスライドを取り外す時のディスアッセンブリーレバーを回すとKSCの文字が出てくる。

M4シリーズだと初代はハンドガードを外したバレルにあって、Ver2以降からだとボルトがオープンした後の殻薬莢が飛び出すホール内部のフレームにあったりする。

こういう地味なんだけど日本のものつくりらしいこだわりって凄く嬉しいんだよね。

だからKSCのラインナップが増えていくたびに胸が躍る。

M9は人気モデルだからその後も各社から様々な仕様のM9が発売されたんだけど、結局KSCのM9を上回る質感のものは中々現れず、コレクションの数が増えることなく現在に至る。

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