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ウキは常に周りの釣り人からも見えるものだから自作して華をそえる人は多い。

ただ自作して対効果があるのかときかれると甚だ疑問である。

オリジナリティ感も出て非常に釣り場が華々しくなるのだが、せっかく何時間もかけて作成したウキが一度のライントラブルで海の藻屑と化してしまうのは正に秋風落莫の思いである。

かくいうわたしも何度かウキの作成に挑んではみたものの、メーカー製のような形の整ったものもできなければ、しっかりと空気抵抗に則しているとは思えない代物にしかならなかった。

自分の不器用さを棚に上げて言うのもなんだが、自分の思い入れのある道具が「パツンッ」という音と共に一瞬でゴミになってしまうのは実はボウズに終わることより悲しいことがある。

自分のものでも悲しいのだが、隣で楽しく語り合っていた釣り人が「あぁっ!」っと仕掛けをゴミにしてしまうシーンを見ることもまた悲しい。

​たまに潮の向きや距離で回収できることがあるのだが、遠投カゴ釣りは仕掛けの投げる初速が高いため助かる確率は極めて低い。

​結果買ったほうが良いのである。

自分が好んで使っているのは写真右側VIPプロジェクト、パトリオット、アマノバージョン。

これがいいのは昼夜兼用で夜になれば羽根を取り外してリチウム電池を入れると電気ウキになるところ。

あとスイベルを付ける根元がローリング仕様で回転できるようになっているところだ。

空気抵抗が少なくカゴの後ろにしっかりとウキがついていくのがわかる。

写真左側は渚の遠投師からでている遠投ウキ”黒”。

真昼間~夜にかけては全く出番がないんですが、太陽が昇り始めの朝マズメで太陽の逆光が海面を低い角度で反射していたり、べた凪で波が無い時なんかは凄く視認性がいい。

​逆にそれ以外ではどう考えたって蛍光カラーの方が視認性がいいから、出番は少ない。

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遠投したウキを撮影して拡大した動画のキャプチャなので画質が悪いが、朝マズメのべた凪で海面が白っぽくなっている時の黒ウキ。

白いキャンパス上の黒い点なのでかなり遠投しても迷うことなく一瞬でウキが確認できる。

朝マズメでの使用が多いから出番は少ないくせに魚が釣れる確率の高いウキと言える。笑

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